吉本坂46に極楽山本ら「加藤から背中押された」…遠藤、河本、ゆりやんも
吉本興業と、乃木坂46らを手掛ける音楽プロデューサー・秋元康氏(60)のコラボによる、アイドルユニット「吉本坂46」のメンバーが20日、都内で発表された。五次審査を通過した80人から村上ショージ(63)、野沢直子(55)、極楽とんぼ・山本圭壱(50)、ココリコ・遠藤章造(47)、次長課長・河本準一(43)、おばたのお兄さん(30)、ゆりやんレトリィバァ(27)、元NMB48・三秋里歩(23)、同・高野祐衣(24)ら46人が選出された。合格者は制服姿を披露し、“アイドル初仕事”としてハイタッチで観客のお見送りをした。
山本は「相方の加藤(浩次)から『仕事を選んでる場合じゃないだろう。行ってこい』と背中を押された。無理だろうと思ったけど、壇上に登らせてもらった」と喜んだ。かつて事務所を解雇され、復帰した山本に対し、司会の千原ジュニア(44)は「山本さんが入ったことで、紅白出場は厳しくなったかもしれない」と辛口で祝福?した。
遠藤は「バツイチ、子供3人いますけど、頑張っていきます。奥さんはじめ、この喜びを(前妻の)千秋さんにも伝えたいです」とあいさつした。NMB時代は卒業発表した山本彩(25)と同期だった三秋は「泥雲の差を経験した」と「雲泥」と言い間違えながらも、「彩に負けないくらい輝きたい」と誓った。
センターポジションはトレンディエンジェルの斎藤司(39)と、女性コンビ・スパイクの小川暖奈(はるな、28)の2人に決定。斎藤は「男女混合グループなんで、グループ内恋愛はやめて下さい」とリーダーらしく指令し、「小川ちゃんが女子班、僕が男子班をまとめさせてもらいます」と気合十分。小川は「本当にセンターとは思ってなかったんで、100倍くらい気合を入れ直して務めたい」と意気込んだ。
また、秋元氏はVTRメッセージを寄せ、吉本坂メンバーを「面白いバランスになった」と評価。落選者に対し、「2期生を募集するのでお受け下さい」と早くも次回があることを明らかにした。
乃木坂46、欅坂46に続く第3の坂道グループ、吉本坂46のプロジェクトは2月に発表された。応募資格は吉本興業グループ所属タレントであることで、年齢、性別等は一切不問とされ、1747人の応募があった。東京ドームでのコンサート、NHK紅白歌合戦出場を目指すとされている。