声優ひとり 世界デビュー! 経験と演技力評価され白羽の矢 

 お笑いタレントの劇団ひとり(41)がNetflixオリジナルアニメ映画「ネクスト ロボ」日本語吹き替え版の声優で世界デビューすることが20日、分かった。9月7日から世界配信される。演じるのは、主人公の愛犬で、毒舌の犬。芸人、作家、俳優として活躍する芸歴25年目のひとりは「地球の裏側に住んでいる方が聞く機会があるのかな?」と世界デビューを喜んだ。

 「Netflix」は世界190カ国で視聴できるオンラインストリーミングサービスで、世界中の誰もがひとりの声を聞くことができる。ひとりは“世界デビュー”に、「いやあ、うれしいですよ!」と感慨深げだ。

 映画は、ロボットが身の回りの世話をする近未来が舞台。ひとりぼっちの主人公・メイが戦闘用ロボット7723と友情を育み、人類滅亡をたくらむ敵から街を救うために奮闘する物語だ。

 これまで劇場版アニメ8作に声で出演した経験と、2007年エランドール新人賞を受賞した演技力が評価され、白羽の矢が立った。ひとり扮(ふん)する「モモ」は、愛らしい見た目に反して超毒舌な犬。主人には忠実だが、唯一言葉を理解できる7723に対しては、放送禁止用語をぶつけまくる。

 アニメ映画「ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」のペンギン、「コララインとボタンの魔女 3D」の猫など、動物役も多く演じてきたが、今回はオファーを受け「最初は戸惑った。何回かマネジャーに確認して、どうにかならないかって話しました」とひとり。

 不安を抱いたまま臨んだが、アフレコは、1発OK。昔飼っていた愛犬を思い出して演じたといい、「ものすごい疲れた。めちゃくちゃパワーを使うんですよ。何回ほえたか分からないので、喉がつぶれそうになりました」とアフレコを振り返った。

 ひとりは「各国のモモ役がどんななモモを演じているのか楽しみ」と語り、「地球の裏側にいる方も僕の声を聞く人…いるのかな?」と興奮が止まらなかった。

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