西郷どん 打倒24時間テレビ 26日クライマックス“裏番組”はみやぞんゴール
NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜、後8・00)の取材会が22日、都内の同局で行われ、主演の俳優・鈴木亮平(35)と、共演の俳優・玉山鉄二(38)が出席。次回(26日)放送分で“裏番組”となる日本テレビ系「24時間テレビ」(25~26日)への強烈なライバル心をあらわにした。
放送は、“24時間トライアスロン”に挑戦するANZEN漫才のみやぞん(33)のゴール時間とバッティングするが、玉山は「亮平君はね、もう1年弱走り続けてます」と張り合った。
26日放送の第32話はドラマのクライマックスの一つ「薩長同盟」。鈴木は「役者人生において忘れられないシーンになりました」(鈴木)と感慨深げだった。
玉山は「ちょうどみやぞんさんがゴールを迎えるんじゃないかという時間帯だと思うんですよね」と発言。24時間テレビでチャリティーランナーを務めるみやぞんへの意識を口にした。
今や番組の看板企画となったチャリティーマラソンは、番組終了直前でゴールすることが多い。最近10年でも放送時間内に完走した8回が、いずれも午後8時42分から56分の間にゴールしており、8時45分まで放送の「西郷どん」にとっては、ハイライトに重ねられる形だ。
実際、最近10年の大河ドラマは、いずれも“裏”が24時間テレビの週は、いずれも平均視聴率を下回っている。鈴木は「かぶってるんですか?ちょうどゴールするところ?すごいな…。やばいな~」と苦笑いした。
しかし玉山は「彼(みやぞん)は24時間走ってゴールを目指す感じだと思うんですが、亮平君はね、もう1年弱走り続けてますからね。ある種、重みが違う部分はあるんじゃないかと思う」と、昨年7月のクランクインから国民的ドラマを支え続ける鈴木の“格上感”をアピール。「皆さまには、『薩長同盟』の回をどうしても見ていただきたい」と猛プッシュした。