レーナード・スキナードの元ギタリスト、E・キングさん死去…G・ロシントンが追悼
米サザン・ロックの代表的なバンドであるレーナード・スキナードのギタリストだったエド・キングさんが22日、米テネシー州ナッシュビルの自宅で死去したことが、キングさんのフェイスブックで公表された。68歳。
キングさんはストロベリー・アラーム・クロックを経て1972年、レーナード・スキナードに参加。ボブ・ディランとの仕事で知られるミュージシャンのアル・クーパーに見いだされ、73年にクーパーがプロデュースしたデビューアルバム「レーナード・スキナード」を発表した。
トリプルギターを擁したバンドは、「スイート・ホーム・アラバマ」を大ヒットさせるなどして、サザン・ロックの確立に貢献。代名詞的な楽曲「フリー・バード」は、南部を拠点に活躍したプロレスのタッグチーム「ファビュラス・フリーバーズ(マイケル・ヘイズ、テリー・ゴーディ、バディ・ロバーツ)」の入場テーマとしても知られる。
バンドのオリジナルメンバー、ロシントンはツイッターでコメントを発表。「私はエドの死に衝撃を受けており、悲しい。彼はわれわれの兄弟であり、偉大なソングライターであり、ギタープレーヤーだった。私は彼がロックンロールの天国で、他のボーイズたちと再会することを知っている。われわれの思いと祈りは、(彼の妻の)シャロン、彼の家族と共にある」と、旧友を追悼している。