女流最強・里見香奈四冠 藤井七段に敗れる「女性棋士」に最も近づいた「女流棋士」

 将棋の藤井聡太七段(16)は24日、大阪市の関西将棋会館で指された棋聖戦の一次予選で里見香奈女流四冠(26)を82手で破った。

 女流棋士は女性の棋士のみで争う「女流期戦」と呼ばれる棋戦に参加している。男性の棋士(四段以上)による公式戦に女性が参加することも可能だが、過去に奨励会を突破し、四段となった女性棋士はいない。里見女流四冠は2011年に奨励会に入会し、13年には女性初の三段に昇段。四段まであと一歩と迫ったが年齢制限のため今春、奨励会を退会していた。

 公式戦の一部には、女流棋士やアマチュア枠を設けている棋戦もあり、この日の棋聖戦にも女流枠で参加した。里見女流四冠は、8日に行われた公式戦で勝利し、男性棋士相手に3連勝を達成。09年に元女流棋士の石橋幸緒さんが樹立した3連勝と並んで連勝記録1位タイとなっていた。

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