加護ちゃん12年7カ月ぶりハロプロ!「お帰り~」と迎えられステージで躍動
元モーニング娘。でタレントの加護亜依(30)が26日、東京・中野サンプラザで行われたハロー!プロジェクト20周年コンサート東京公演の昼公演に出演した。未成年だった06年2月に喫煙報道で謹慎し、07年3月に再度の喫煙で事務所から契約を解除された加護。25日のハロプロ昼夜公演にも出演し、06年1月以来、12年7カ月ぶりにハロプロのステージで歌い踊った。
赤い衣装の加護は保田圭(37)、同じ4期生の吉澤ひとみ(33)とともに登場。2200人のファンからの「あいぼん(愛称)」コールの中、冒頭で加護のセリフがある保田の在籍時ラストシングル「AS FOR ONE DAY」(03年)と、加護がメーンの歌唱メンバーだった「I WISH」(00年)を披露した。「AS FOR-」の後、「お帰り~」と迎えられ、保田から「きょうは加護ちゃんが一緒ということで、ただただうれしいです。こんな日が来るなんて」と感激されると、「遠回りしすぎました」と自虐気味に返して沸かせた。
また、加護は髪に作った2つのお団子ヘアをそれぞれ指さし「のん(辻希美)の気持ちと(石川)梨華ちゃんの気持ちを詰めてます」と、この日は共演できなかった残りの同期を思った。
2度の結婚をして2児の母になった加護は、保田に対し「ケメちゃん(保田の愛称)に謝らないといけないと思って。(当時)おばちゃんと言ってごめんなさい」と言うと、保田は「あのとき22歳だからね」と口をとがらせた。
モー娘。時代に天真らんまんな子供キャラだった加護は「皆さん温かくて、夏なのに熱いなって」と話してざわつくと、「夏だから暑いのか」と言い直し。司会のまこと(49)から「何歳になった」と聞かれ、「30歳」と返して笑いを誘った。まことからは「いろいろあったけど、加護ちゃんに責任ない。子供だったから」とフォローもされ、「大人になります」と反省した。
2曲目でラストとなった「I WISH」で保田、吉澤が感極まる表情を見せる中、加護は涙を見せることなく歌い上げた。