さくらさんを襲った乳がん、麻央さん、南果歩、藤山直美も 著名人も公表多く…

 大人気漫画「ちびまる子ちゃん」の作者のさくらももこさんが乳がんのため亡くなった。53歳の若さだった。乳がんといえば、最近では著名人たちも、罹患(りかん)したことを公表する人が多く、同じ病気を患う人達の励みとなっていることが多い。

 日本対がん協会のホームページによると、乳がんは毎年5~6万人がかかっているといい、日本医師会のホームページには12人に1人が乳がんと診断されていると記されるなど、決して珍しい病気ではない。

 芸能人、著名人でも乳がんを公表した人は多い。最近ではフリーアナウンサーで市川海老蔵の妻の小林麻央さんが乳がんで他界。自身のがんを公表してからは、日々の思いをブログにつづり、日本のみならず、世界中の人に勇気を与えたのは記憶に新しい。

 歌手の川村カオリさんも乳がんを公表しながら歌手活動を続けたが、09年に亡くなった。

 だが、早期発見、適切な治療を受ければ快方に向かうケースも多く、元プロレスラーの北斗晶も乳がんを公表。15年7月に乳がんを宣告され、右乳房を全摘出。抗がん剤治療を受け16年に芸能界に復帰した。

 元おニャン子クラブの生稲晃子も11年4月に乳がんと診断され、12年8月に再発。13年秋に2度目の再発で右乳房を摘出。計5度の手術を受けたことを自著につづっている。

 南果歩も16年3月に乳がんの手術を受けた。ツイッターなどで治療経過などを積極的に公開。術後2カ月で舞台復帰を果たしている。

 女優の藤山直美も17年2月に乳がんを公表。舞台は中止となったが、今年8月に無事に復帰を発表。10月の舞台へ向け「無理せず少しずつ、ゆっくりゆっくり、初日に間に合うよう、私自身に責任を持ってお稽古と舞台に臨ませていただきたい」とあいさつした。

 歌手の麻倉未稀は17年にテレビ番組企画で乳がんが発覚し手術を受けた。麻木久仁子、山田邦子、アグネス・チャンらも乳がんを公表し、病と闘った。

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