ヒロシ キャンプ動画サイトが15万人登録「ヒロシです」より「キャンプです」
お笑い芸人・ヒロシが29日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、“キャンプ芸人”としての地位を確立しつつある現状を明かした。ヒロシは現在、動画サイトに「ヒロシちゃんねる」を開設、約100本の動画の総再生回数が1500万回を超えるなど、再ブレイクの兆しを見せている。
ヒロシは04年頃に「ヒロシです」と切り出し、自虐ネタをささやく芸風でブレイクしたが、その後、テレビ出演が激減。現在はキャンプ芸人として再ブレイクの兆しを見せている。
ヒロシが1人でキャンプを行っている様子を配信する「ヒロシちゃんねる」は登録者数が15万人を超え、すべての動画の総再生回数は1500万回を超えるなど注目度は高い。一部のアウトドア店には、ヒロシが使うキャンプグッズのコーナーが出来るほど。
「『ヒロシです』っていう仕事より、山に行く方が増えている」と言い、密着取材を受けた日も「今日も泊まれないんです。夜、仕事だから。夜の仕事もキャンプ」とキャンプ関連仕事が多く、キャンプ場に泊まれないという“矛盾”も生じ始めているという。
なぜ、一人でのソロキャンプを始めたのか。「最初は友達と行ってたんですけど、段々、違和感を感じてきて。何で俺が後輩を迎えに行かないといけないんだとか、なんで俺が全部お金出さないといけないんだとか、やっぱりストレスだったんですね、楽しいけど」と説明。そんなストレスを抱えていたときに「その時に一人で行けばいいやって、一人で行ったら、まあこれが楽しくて」と、ソロキャンプに目覚めたという。
「食べたい物を食べる、帰りたい時に帰る」というストレスゼロのキャンプが、いつしか動画につながっていくが、「なるべく人工物を映さない、人を映さない」のがヒロシちゃんねるの流儀。それが「自分が(キャンプに)行っているみたいな感覚になるんじゃないですか」と人気の秘密も分析した。
そんなヒロシの今の夢が「自分の山」を持つこと。すでに何回か下見にも行っているといい、もしもヒロシ山が実現した際には、自分に話しかけない人しかいれないという方針も明かしていた。