光一、ジャニーさんに褒められた 27年の芸能生活で初!励みに45公演完走
KinKi Kidsの堂本光一(39)が29日、東京・帝国劇場で主演舞台「ナイツ・テイル-騎士物語-」の東京公演の千秋楽を迎えた。45公演を完走し「全うできた。とても幸せで満ちています」と達成感いっぱい。8月上旬、観劇に来た所属事務所のジャニー喜多川社長(86)から27年の芸能人生で初めて褒められたといい、「ホッとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
芸歴27年目にして初めての褒め言葉に、光一は喜びを隠しきれなかった。
上演1630回を数えるミュージカル「SHOCK」で演技を磨き上げ、ジャニーズの貴公子となった光一だが、これまでジャニー氏から一度も褒められたことがなかった。
「きっとダメだろうと思っていた」。不安を抱え挑んだ舞台に8月上旬、ジャニー氏が来場。普段は第1幕終了と同時に退席するが、この日は最後まで席に座っていたといい、「閉演後にジャニーさんが『芝居、セリフ、演出、どれもすばらしいよ』と言ってくださった。安心しましたね」と、褒め言葉に目を潤ませたと明かした。
光一にとって30代最後で平成最後の舞台。世界初演とあって体当たりで舞台に臨んだといい、「いろいろな意味でどうなるかと思った」と振り返る。それでも45公演、帝国劇場に立ち続けたことで「緊張感を持って全うできた。やりとげました」と笑顔を浮かべた。
カーテンコールは4回に及び、スタンディングオベーションが起きた。大阪・梅田芸術劇場での33公演が残っているが、「1回で終わらせるのはさみしい。来年も本当にやりたいです」と、息の長い舞台に育て上げることを早々に宣言した。