樹木希林、一時危篤状態に 本木雅弘明かす 今は「危機を回避」
俳優の本木雅弘(52)が30日、都内で行われたYahoo!JAPAN「全国統一防災模試」レポート贈呈式&「台風・豪雨編」発表会に出席した。今月13日に大腿(だいたい)骨を骨折し、15日に手術した義母で女優の樹木希林(75)からメッセージを預かり、一時、危篤状態だったことを明かした。
イベント終了後に一人で取材に応じた本木が樹木の現状を語った。知人宅の階段を上った際に骨折したといい、「15日に手術をしました。左大腿(だいたい)骨骨折で全治は6週間。経過は、もともと気管支が弱い。肺のあたりが弱っている。一時、危篤状態の場面もありましたが、危機を回避しまして、ゆっくりのペースでリハビリを続けている状況です。あらためてご心配をかけ、お詫び申し上げたいと思います」と説明と謝罪をした。現状は、「苦しみもあったりするので、声がでなかったり多少の不自由はある」とした。
樹木が29日の夕方に記した直筆メッセージを託されたことも明かした。樹木は紙に「細い糸1本でやっとつながっている。声一言もでないの しぶとい 困った 婆婆です K.KIKI」と書き、糸でつながった自画像とはさみを描いた。本木は「いつ切られてもおかしくないという自虐」と笑いに変えていると意図を説明した。
また、手術前に夫で歌手の内田裕也(78)に樹木は自ら電話をして、「今まで悪かったわね」と話したという。内田も「こっちこそ悪かったな」と会話したことを本木が明かしていた。