生瀬勝久が存在感、仮面ライダージオウ第1話で今後に期待の声
仮面ライダーシリーズの最新作、テレビ朝日系「仮面ライダージオウ」(日曜、前9時)の第1話が2日、放送された。仮面ライダークウガから数えて、いわゆる“平成仮面ライダー”と呼ばれる作品群では20作目で、過去のライダーが登場する集大成的な内容になっている。同シリーズでは、ベテラン俳優が主人公に近い立場で出演することが恒例となっており、今回登場する生瀬勝久に、ネット上では今後の活躍に期待する声が集まっている。
今回のライダー「ジオウ」の主人公・常磐ソウゴ(演・奥野壮)は、「王様になる」ことが夢の高校3年生。周囲からはあきれられているが、仮面ライダージオウになる力を手にして戦いに赴く。時空を超えて、過去の仮面ライダーと出会うところが今作品の特徴となっている。
生瀬が演じるのはソウゴの大叔父にあたる常磐順一郎。ソウゴを温かく見守りながらも、時計店の店主らしく、時計になぞらえた人生訓をソウゴになげかけるなど、第1話の限りでは歴代ライダー作品の“おやっさん”的な立ち位置を演じた。
ただ、生瀬といえば、「トリック」に登場する個性的過ぎる刑事・矢部謙三役や、嫌な上司役のイメージがあるせいか、順一郎のキャラクターを意外に受け止める声もネット上では見受けられた。中には、実は物語の黒幕ではないか…という予想まであり、さすがの存在感を示していると言える。