病気復帰の道上アナ、「おはパソ」辞める事も考えた 今は「最近にないくらい健康」
髄膜腫(ずいまくしゅ)治療などのため休養していた朝日放送テレビの道上洋三アナウンサー(75)が3日、朝日放送ラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月~金曜、前6・30)に復帰した。道上アナは7月9日から番組を休演していた。
「おはようパーソナリティ-」は1977年にスタートした長寿番組。道上アナは髄膜腫治療のため鹿児島県内の病院に入院し、7月9日から8月30日まで30回に及ぶ陽子線治療を続けた。術前は「ぼんやりしていた」右目の視野が広がったといい、新聞を読むことなどにも支障が無くなったという。
生放送後に同局で取材に応じた道上アナは「辞めることも考えました」と告白。「今度悪くなったら辞めようと思っていた」と明かした上で、治療の効果が現れ、「視野が広がったときはバラ色に見えました、世の中が。それくらい精神的には揺れてました」と吐露した。
一方、入院中はプールで泳いだり、筋トレを行うなどトレーニングも行ってきた。入院期間で2キロ落としたといい、「(入院時の)話題は3週間ぶんくらいあります」と笑顔。生放送直後の取材にもかかわらずノンストップで対応し、「声が出るようになりました」「ここ最近ではないくらい健康です」と話していた。