徳永英明 軽度の脳梗塞だった 1週間入院予定 週末の公演延期
激しい立ちくらみのような症状で、4日に救急搬送された歌手・徳永英明(57)が5日、精密検査の結果、「脱水症状による軽度の脳梗塞」と診断されたことが分かった。同日夜、公式サイトで発表された。1週間程度の入院および経過観察が必要という。8日の新潟テルサ、9日の富山・オーバードホールでの公演は延期となった。
その後の公演については、経過観察後の状態をみて判断していくという。
公式サイトではこの日午前、救急搬送について説明された。徳永は9月4日の昼ごろ、事務所でスタッフと談笑していたところ、激しい立ちくらみのような症状になり、ソファで横たわっていたが、「いつもと違うような感じに思えたスタッフが大事をとって救急車をよびました」という。
搬送後は簡易検査を受け、「念の為に昨夜一日入院」したこと、「徳永本人はいたって元気」で、「問題なければ今週末の新潟、富山でのコンサートも予定通り行う予定です」と説明されていた。
徳永は01年5月、難病指定されている「もやもや病」で倒れ、入院。治療に専念し02年に復帰しているが16年2月に右手が重くなる症状などが出たことから、もやもや病悪化を防ぐ手術を受けた。