高瀬アナ「いつもより少しおしゃべりになって…」被災者へ呼び掛けにネットも感激
NHKの高瀬耕造アナウンサーが7日、同局「おはよう日本」で、6日未明に最大震度7という強い地震に見舞われた北海道の被災者に呼び掛けた言葉に感動の輪が広がっている。
高瀬アナは、全国放送の最後に「困難な状況が続いておりますけど、今、避難所にいらっしゃる皆さん、お子さん、お年寄り、それから体が不自由な方…。それだけじゃなく自治体の皆さん、病院の人、お店の人も皆、あの地震を経験した人達です」と呼び掛け。そして「どうでしょうか。いつもより少しだけ、おしゃべりになって、不安な気持ち、『怖かったね』『あそこで水がもらえるらしいよ』。そういったことを声に出してやってみて下さい。少しだけ、心が軽くなるかもしれません」と、お互い会話することで、不安な気持ちが解消できるかもしれないと優しい口調で呼び掛けた。
高瀬アナは阪神淡路大震災に見舞われた兵庫県出身で、地震に対する意識は高い。6日の放送でも、大規模停電が起こっていることから「情報がないと不安や怖さが増します」「メールやSNSで情報を発信して」「離れた所にいるからこそできるサポートをよろしくお願いします」と呼び掛けていた。
高瀬アナのこの日の呼び掛けにネットでも「心に届きます」「呼びかけの声に真摯さを感じる」「高瀬アナ優しい」「朝の高瀬アナの呼び掛けにうっかり泣きそうになってしまった」などの声が上がっていた。