オリビア・ニュートン・ジョン 乳がん脊髄に転移 豪TV番組で明かす
1970年代に「そよ風の誘惑」などのヒットを飛ばしたポップス歌手オリビア・ニュートン・ジョン(69)が11日までに出演したオーストラリアのテレビ番組で、昨年ステージ4の乳がんで脊髄に転移していると診断され、治療を受けていると明らかにした。がん治療は3度目という。
ステージ4のがんは最も進行し別の臓器への転移を伴う。9日夜に出演した番組で闘病について「私はこの闘いに挑む一人。自分の使命の一部だと思っている」とし、「克服すると信じているし、それが私の目標」と語った。放射線治療のほか、痛みの除去に医療用大麻を使っているという。
オリビアは1992年に乳がんと診断されたが克服。2013年に再発を明らかにしていた。