タッキー引退、翼退所、タキツバ解散…ジャニー氏「決断を尊重したい」
昨年9月から活動を休止していたジャニーズ事務所の人気デュオ「タッキー&翼」の滝沢秀明(36)が年内で芸能界を引退することが13日、分かった。2019年以降はジャニー喜多川社長(86)の意志を継ぎ、ジャニーズJr.の育成やエンターテインメントのプロデュースに専念する。タキツバは既にCDデビューから16年となる今月10日で解散しており、18年にメニエール病を再発した今井翼(36)は退所する。
◇ ◇
ジャニー社長はこの日、声明を発表し、「彼らが考え抜き、大人として決断したことを尊重したい」と、2人の選択を認めた。
これによると、社長は「芸能界を引退してジュニアの育成や私の舞台演出を手伝って」いきたいと願う滝沢に「プレイングマネージャーの選択肢があること」を伝えたものの、最終的には「裏方に専念したいという強い希望」を受け入れた。
また、療養中の今井については「この数年間、体調不良で仕事が思うように出来ない中、本人が辛い思いをしていたのを間近で見ておりました」と思いやり、「責任感の強い彼にとって、仕事をしながら病気を治すことは難しく、何も背負うものがない状態で自分と向き合いたいと聞き」、退所の希望を受け入れたと説明。
「心身共に健康となった彼がまた活躍してくれる日が1日も早く来ることを心から願っています」と、今井を激励している。