タッキー&翼 一問一答「仲違いが理由ではない、僕達なりの終止符になる」
昨年9月から活動休止していたジャニーズ事務所の人気デュオ・タッキー&翼が12日、都内でデイリースポーツなどの取材に応じ、滝沢秀明(36)が年内一杯で芸能界を引退することを明かした。
2019年以降はジャニー喜多川社長(86)の意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や演出など、社長の“後継者”としてプロデュースに専念する。タキツバは9月10日にデビューから16年で解散した。18年にメニエール病を再発した今井翼(36)は近々の手続き終了後に退所。治療に専念しながら、将来的な芸能活動再開を目指す。
以下、2人との一問一答。
◇ ◇
-解散が決まった。
滝沢「一年前から休止させていただいた。最近、解散して今後の人生を歩んでいくことになりました」
今井「決して仲違いが理由ではない。彼と過ごせた事は感謝。体調は置いておいて、ステージで倒れてもいいくらいの覚悟で、(ファンに)お会いできたらという思いはありました。ファンの方には申し訳ない。僕達なりの終止符になります」
-話し合いは。
滝沢「二人で直接は昨日(11日)が初めて。時間は長くなかったですが、気持ちが固まっていたので、今後こういう風にするという報告ですかね。(今井の退所は)驚きました。目が本気だったので考え抜いた決断を言うんだろうなと、なんとなくわかりましたね」
-デビューから6年話もしないこともあった。
滝沢「お互い大人になった。当時は兄弟げんかみたいで、今は腹を割ってはなせる関係にはなったのかな」
今井「心の中では関係がけっして消えるわけではない。滝沢が選択したことを尊重し、お互い前を向けたら」
-ジャニー社長とはどんな話を。
滝沢「『悲しい出来事にしたらユー、負けだよ。おめでたいことにしなきゃいけないんだよ』と言われている」
今井「自分の足で人生を歩んでいくと伝えた。『応援している』といって下さった」
-プロデュースに専念することについて。
滝沢「覚悟のつもりで引退した。努力をしていきたい。『タレント活動しながらでも』と言われると思いますが、ジャニーズ事務所に人生を委ねて華やかな世界を見せていただいた。生半可な気持ちで人の人生は扱えない」
今井「滝沢が支える側に徹すると聞いて、僕からしたら、すごく納得しましたね。そういうことに長けていると思っていた。長年一緒にやってきて、プレーヤーとしてもそうですけど、ジャニーさんの思想を受け継いでいる人間と思った」
-デュオは大変か。
滝沢「タッキー&翼はこうしたいという気持ちがお互いどちらかにあれば、そっちによっていくグループだった。大変ではなかった」
今井「グループ名で自分たちの名前がそれぞれ並んでいるのは過去になかったと思う。ジャニーさんが、一人一人が確立していくという思いを託してつけてくれた。タッキー&翼のありがたみを感じてやってきました」
-後輩に言葉は。
滝沢「ガムシャラに頑張ってもらいたい」
今井「ジャニーズプライドをもって前進して欲しい」