タキツバ解散、滝沢引退 ジャニー社長、タッキーの決断「嬉しくて涙こぼれそう」

 タッキー&翼の解散と滝沢秀明(36)が年内一杯で芸能界を引退することが明らかになった13日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)がホームページでコメントを発表。自身の意思を継ぐという滝沢の決断について「嬉しくて涙がこぼれそう」だったと明かした。自身は仕事を継続することを宣言する一方で「頼もしい後継者達」の活躍も期待した。

 また、タキツバの衝撃発表を受け、TOKIOの国分太一(44)らジャニーズの仲間たちも複雑な思いを明かした。

 ジャニー社長は事務所のホームページで「社長メッセージ」と題してコメントを発表した。

 所属するタレントは「どの様な立場であろうと私の大切な子供達で、全員平等」と差をつけて扱ったことがないことを説明。ジャニー社長の意思を継承するようなタレントを、育成し続けることができる養成所を設立する事が「一朝一夕で叶えることが出来ない永年の夢であり、希望そして願い」だったことを明かした。

 そんな夢を持ち続ける中で、「ジャニーズJr.たちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい」とサポートを申し出たのが滝沢だったという。滝沢の言葉を聞いたときの心境を「驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝しています」と正直につづった。

 メッセージの冒頭では、1962年にスタートしたジャニーズ事務所の運営を「プロデューサーである私ジャニー喜多川と経営者であるメリー喜多川そして途中から経営陣に藤島ジュリーが加わり、三人で力を合わせて」行ってきたことも説明した。プロデュース、経営の両面で、次世代の担い手が存在する形となり「頼もしい後継者達が今後も切磋琢磨して皆様が求めるエンターテイメントをお届けする為に頑張ってくれることに期待しています」と未来への熱い思いも吐露した。

 また、自身の創作活動が「ファンの皆様の温かいご支援と無限の可能性を秘めたタレント達の才能と努力によって成立しています」と感謝も忘れず。さらに「これからも仕事を続けることでタレントと共に精進して参ります」と現役継続を宣言。最前線で日本のエンターテインメントをけん引することを約束した。

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