東国原、日体大・暴言監督の背景に青学大・原監督の存在を指摘 対極指導法で敵対意識?
部員への暴力・暴言が明らかになり、解任された日体大陸上競技部駅伝ブロックの渡辺正昭監督について、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が14日、フジテレビ系「バイキング」で、渡辺元監督に、青学大・原晋監督の指導法への「敵対意識があったのでは」と推測した。
番組では、部員への暴力・暴言指導が明るみになり解任となった日体大陸上部の渡辺監督について議論。東国原は、過去にも渡辺元監督が暴力指導で処分されていたにも関わらず、日体大が15年の箱根駅伝でシード落ちしたことから渡辺元監督を再び迎え入れ、成績が復活したことに触れ「絶対に暴力が介在した指導はだめ。根絶しないといけない」と訴えた。
それでも暴力的指導が続いた背景について、東国原は青学大の原監督の存在を指摘。青学大は「暴力が介在しない、フレンドリーで、課題を見つけて自主的に強くなっていく」という雰囲気の中で箱根4連覇を達成していることから「その原監督の指導に対して、どうもね、この対極にある指導法、『原は原でやれよ、でも俺はこういう指導で1位を狙う』という、敵対意識がどうも現場にあるような気がする」との持論を展開。指導方法を巡る意識の違いを無くさない限り「暴力根絶の指導はなくならない」とも語っていた。