友利新「女性医師の手術は嫌?」と提起 医学界の男女差別に負けず…
女医でタレントの友利新が14日、ブログに「女性医師の手術は嫌?」と題して新規投稿を行った。
週刊誌に「大激論 女性医師の手術はいやだ」の特集記事が掲載されたことを挙げ、記事に対しては否定的な感想を記したうえで、自身の考えを綴った。
友利は「東京医大の女子減点問題からこの議論が始まったと思うのですが、私も含めて多くの医師はその問題の本質は男女差別ではなく、医療現場の働き方の問題だと思っています」とした。
日本の医療の現状について「ある一定のクオリティーの医療がいつでもどこでも受けられます。そこには男女問わず医師の努力の元に成り立っている部分が多く、24時間365日 担当患者さんの診療や治療を担当医だけて賄うことは犠牲の元に成り立つ危うい事なのです」と説明した。
そのうえで「女性だけが適齢期がくれば子どもを持つように論じられていますが、妊娠出産は女性だけですが、子育ては男女どちらもするべき事で、男性医師にだって家族の時間は大切ではないのでしょうか?」と提起。
「医療界にも昔程ではありませんが、男尊女卑的な考えが未だあるのも事実」としたうえで「そんな中、女性外科医は医学界の厳然として存在する男女差別に負けずにかなりの覚悟を持って頑張っています 無理に外科医になったのではなく、大変だけど、辛いけど頑張りたい!と覚悟を決めて」と説明。読者に「女性医師の手術は嫌だ!皆さんはどう思いますか?」と問いかけている。