元モーニング娘。のタレント、吉澤ひとみ容疑者（３３）が飲酒ひき逃げで逮捕された事件で、弁護士の八代英輝氏（５４）が１５日、カンテレの生番組「胸いっぱいサミット！」で「実刑もあり得る」と予測した。

　司会のますだおかだ・増田英彦（４８）に「吉澤容疑者が問われる罪なんですけど、どういう感じになっていきそうなんでしょうか？」と聞かれた八代氏は、「飲酒ひき逃げ、信号無視、自動車運転過失致傷ですよね。通常でいうと（執行）猶予がつくんですよ。おそらく懲役１年６カ月、執行猶予３年から４年がつくんですけど」と、通常のケースについて説明。

　その上で、吉澤容疑者が２０１７年９月２９日に乗用車を運転中、ワゴン車と衝突する事故を起こし、ワゴン車の男性が軽傷を負ったことを踏まえて「一度、人身事故もされてますしね。私は実刑もあり得るとは思います」と、実刑判決が下されてもおかしくないとの見方を示した。

　ただし、被害者との間に示談が成立した場合は「それを加味したら実刑は難しいですよね」と補足。

　また、吉澤容疑者が逃げたことについて「（量刑は）変わりますね。飲酒して運転してしまった時点で既に犯罪なんですけど、事故っていうのは誰でも起こす可能性ありますけど、そこから逃げたらもう犯罪者なので」と解説していた。