山村紅葉 離婚を覚悟した過去を告白「夫の隣に金髪のお姉さんがいても…」
女優の山村紅葉が15日放送のTBS系「サワコの朝」に出演し、離婚を覚悟した過去を打ち明けた。
山村は早大を卒業後、大阪国税局に勤務。大蔵官僚だった夫と1987年、26歳の時に結婚し、国税局を寿退職した。
その後、20年前に夫が米ニューヨークに転勤。本来ならば同行する必要があるが、初舞台が辞令の出る1年前に決まっていた。
米国か日本か、「すごい両方で悩んだ」ものの、ブロードウェイで「オペラ座の怪人」を観劇して、主演俳優がカーテンコールで両親にささげたスピーチに感動。「私は何もできないのに、大劇場の、女性では主役に次ぐような大きな役をいただいていたから、こんなチャンスを逃すことはもったいない」と、舞台出演を決断した。
「賭けかもしれないと思った。これで帰ってきたら、夫の隣に金髪のきれいなお姉さんがいて、『僕を放って行ったんだから、新しい妻です』って紹介されてもしょうがない」と、離婚も覚悟したという。
幸い、山村が「説明はすごくした」ところ、夫は「じゃあ、行けば」と、「不承不承」、「ご機嫌斜め」ながらも舞台出演を承諾。そればかりか、それまでは出演しているドラマもあまり見なかったのが、一時帰国して観劇し、「君のことをみんな分かってるんだ。生き生きしていた。そんなに好きなことがあるんだったら応援しようと思う」と、女優業への理解を深めてくれたという。