書道家・武田双雲氏 樹木希林さんが筆で起こした奇跡に感服「なんて化け物だ」

 書道家の武田双雲氏(43)が17日、公式ブログを更新し、15日に75歳で死去した女優の樹木希林さんが筆一本で起こしたミラクルをつづっている。

 武田氏は「樹木希林さんが筆でスタジオに起こした奇跡」と題した投稿で、日本テレビ「世界一受けたい授業」の特番で、「樹木希林さんが会場の空気を一瞬にして変えたお話」を回想。

 「50人くらいの芸能人が集まる中、僕の担当のところで恒例のリレー書道を行った時の話。2チームに別れて漢字を1画ずつ書いていき、Bチームの最後の線が樹木希林さんだった。彼女が筆を持った瞬間に会場に一気に緊張感が走った。それまでにはない圧倒的な空気。あれだけ騒がしかったスタジオは静まりかえった そして全身を使ってたった一画を書き終えた時 スタジオの芸能人たちはおもわず全員がスタンディングオベーション」と、樹木さんが起こした“奇跡”を振り返った。

 武田氏は「書道家でも一画でスタンディングオベーションになることなんてあるか。なんて化け物だ それから恥ずかしそうに微笑んだらスタジオの空気は一気に和やかに戻った。これだけ空気を変える方はなかなかおるまい」と、樹木さんに感服している。

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