１５日に死去した女優・樹木希林（本名・内田啓子＝うちだ・けいこ）さんの家族葬が１７日、都内の斎場で営まれ、長女で女優・エッセイストの内田也哉子（４２）が喪主を務め、樹木さんの夫でミュージシャンの内田裕也（７８）、也哉子の夫で俳優の本木雅弘（５２）、女優・浅田美代子（６２）ら約３０人が参列した。

　死去が明らかになって一夜明けたこの日も、樹木さんを悼む声が相次いだ。

　「昔からよく電話をしていた」という歌手の和田アキ子（６８）は「本当にショックです。３７年前にドラマ『日本悪妻に乾杯』で初めてお会いしてからずっと可愛がっていただきました」と長く深い親交に感謝した。

　阿部寛（５４）は「まだまだあの毒舌で元気な姿を皆さんに見せてくれると思っていた。親子を演じさせていただいたことは僕の一生の宝です」と悼んだ。

　西田敏行（７０）は「独特の哲学をお持ちで、あの哲学からにじみ出る独特の演技は、なかなかまねのできることではない。唯一無二の俳優だった」と惜しんだ。

　また、秋野暢子ら多くの芸能人がＳＮＳで追悼した。