山崎賢人、高畑充希とW主演映画「ヲタ恋」で初ミュージカル 早くもハラハラ
俳優・山崎賢人(24)が女優・高畑充希(26)とW主演する映画「ヲタクに恋は難しい」(2019年公開)で初めてのミュージカルに挑戦することが17日、分かった。ディープな“ヲタク”同士が不器用な恋愛を繰り広げるラブストーリーだが、福田雄一監督(50)による演出で、劇中では歌や踊りがふんだんに盛り込まれるという。ダンスは得意ではないという山崎は「とてもプレッシャーです」と早くもハラハラだ。
山崎が演じるのは、仕事のできる高身長のメガネイケメンというハイスペック男子ながら、実は重度のゲームヲタクという二藤(にふじ)宏嵩。ルックスは役にぴったりだが、ダンスというハードルが立ちはだかった。
福田監督とは映画「斉木楠雄のΨ難」(17年)以来のタッグ。「熱意のある福田監督とミュージカルラブコメディーを作れることがとてもうれしいです」と意欲をみなぎらせている。ただ、福田監督と高畑が重度のミュージカルオタクだけに、不安もチラリ。「歌うことは好きですが、踊りはかなり苦手なので高畑さんと釣り合うかどうか、とてもプレッシャーです」と本音をもらした。
一方、腐女子のヒロイン・桃瀬成海を演じる高畑は、ミュージカル「ピーターパン」出身。映画「女子ーズ」(14年)で仕事を共にした福田監督とは「監督と俳優、である前に、ミューヲタ仲間。お肉を食らいながらミュージカル愛を語り合った夜は数知れず…」と語るなど、ヲタクの素質は十分だ。
「ヲタクに-」はイラスト投稿サイト「pixiv」で14年から連載された同名タイトルのWEB漫画が原作。ゲームヲタクと隠れ腐女子のピュアで不器用な恋愛が話題となった。福田監督は「せっかくアニメ、コスプレというキーワードもあるので、ちょいと歌ったり踊ったりしようと思います。ずっとミュージカルを演出してきたことが、やっとここで生かせそうです」と腕を鳴らしている。