前澤社長 バスキア絵画に123億円 月旅行は芸術家と…根っからの美術ファン
ファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイ社社長の前澤友作氏が18日、ツイッターを更新し、世界初の月旅行を契約したと発表した。前澤氏は米宇宙ベンチャー「スペースX」が開発中の大型ロケット「BFR」で月の周囲を飛行する月旅行を初めて契約したとして、同日、米国で行われた記者会見に出席していた。前澤氏は今回の月旅行に複数名のアーティストを参加させるとしているが、前澤氏は世界的な美術コレクターとしても世界的に名を馳せている。
前澤氏は昨年5月に米ニューヨークで競売にかけられた米国人画家・バスキアの無題作品を約1億1050万ドル(約123億円)で落札し、話題に。16年にもやはりバスキアの絵を5730万ドルで落札していた。
自身も「現代芸術振興会」で会長を務め、仏人デザイナーで建築家のジャン・プルーヴェの家具コレクション展覧会を開催するなど積極的に美術の振興に寄与。それが評価されフランス芸術文化勲章オフィシエを受章している。
また、千葉県内に自宅を建設中だが、工事中の写真をインスタグラムにアップしたところ、ジャコメッティの作品が飾られていた。その他にも前澤氏のインスタグラムには数多くのアーティスト作品の写真がアップされており、美術への造詣の深さがうかがえる。