松本人志 笑撃の“パワハラ” 出演者からブーイングも「誰もやってないことやった」
ダウンタウンの松本人志(55)が19日、都内で、Amazon Primeで同日からネット配信された新番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE」の記者発表会を行った。
チャレンジャーとして挑んだタレントの諸星和己(48)から「パワハラ」と“糾弾”されるほど過酷な新企画に、松本は「本気で訴えたら、全員勝てると思う」と認めつつも「誰もやってないことをやった」と胸を張った。
「天才・松本」が新たに用意したのは、究極の“パワハラバラエティー”だった。松本が用意した仕掛けに対し、最後まで動かなかった人が優勝で、賞金100万円ゲットという新番組。松本は「人選が良かった。みんな個々の力を出してくれて」と自画自賛した。
だが、企画に挑んだチャレンジャーの口からは、不満の言葉が続出。鈴木奈々(30)は「初めて松本さんのことムカつきました。殺意を覚えました」。ダイアモンド☆ユカイ(56)は「まさしくSMですね」。諸星に至っては「柔らかく言って行きすぎたいたずら。悪く言うと、松本さんのパワハラ。今、第三者委員会にゆだねてます」と、スポーツ界を揺らしている話題になぞらえた。
松本も「本当に審議が入ったら、完全にアウト。本気で訴えたら、全員勝てる」と、渾身のパワハラを自ら認定。ボビー・オロゴンに「1人だけ楽しんでる。腹立って仕方ない」と突っ込まれ「僕も思いました。これが王様の遊びかなと」とニヤリと笑った。
それでも松本の仕掛けだけに、過酷さと笑いのバランスは抜群。諸星は「だんだんその世界にハマってくる。心地良くなってくる」、南海キャンディーズ・しずちゃん(39)も「松本さんはやっぱり変態」と独特の表現で絶賛した。
松本は「今のお笑いの最先端とは言わないけど、誰もやってないことをやってるんで、1回は見てもらいたいですね」と自信をみなぎらせた。