フジで“古き良き”水泳大会が復活「アオハルTV」 ヒロミも「懐かしさ」
フジテレビが20日、“古き良き”時代のバラエティーを意識した番組「アオハルTV」の第2弾を午後11時35分から放送する。ブームを生み出す若者に迫ることをテーマに、かつては一般的だった女性タレントの水泳大会と、別人のようにルックスが変わってしまう“詐欺メーク”のテクニックを競う企画を用意。演出は以前、「人生のパイセンTV」を手がけたマイアミ啓太氏が務める。
水泳大会は「ひらがなモデルだらけの水泳大会」と題して、次世代を担う逸材を探す。バラエティー番組で活躍する鈴木奈々、池田美優(みちょぱ)、藤田ニコルが雑誌「Popteen」出身モデルであることから、同誌で活躍する芸名がひらがな表記の現役モデルを集め「水上フロートダッシュ」、「フロート相撲」といった競技に挑む。
以前はフジテレビをはじめ各局で一般的だった芸能人による水泳大会番組が多く放送されていたが、最近では見かけなくなった。当時を知る番組MCのヒロミは今回の企画に「映像は昔(の水泳大会)に比べてキレイだけど、なんか懐かしさを感じる。今見てもやっぱり面白いよね」と口にしている。
もう1つの企画は「びふぉあふGIRLS COLLECTION」。印象ががらりと変わる「詐欺メーク」の出来栄えを“びふぉあふ”=ビフォーアフターの比較で競う。解説にSNSでの“詐欺メーク”投稿が話題のゆにばーす・はらが出演する。
「人生のパイセンTV」を立ち上げた際も、キャラクターの立った素人を通じた元気のあるバラエティー番組づくりを目指したマイアミ啓太氏は「ロケ素材はトータル10時間を優に超えてしまいました(笑)。その中から厳選に厳選を重ね、本当におもしろいところだけ詰め込んだVTRになっています」と約40分の放送時間にエッセンスを詰め込んだという。「今のテレビはこういった“超ドバラエティー”が少なくなっている中、そのど真ん中をやらせていただいたので、腹を抱えながら笑って見てもらえればうれしいです」とコメントした。