現役大学生の異色のアーティスト、ぼくのりりっくのぼうよみ（２０）の特集が２１日、日本テレビ系「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」で放送され、音楽活動を終了することを明かした。音楽活動は来年１月までになるという。

　ぼくりりは高校生でデビューしてから３年、音楽活動を続け、“天才”と呼ばれることもあった。しかし、同番組のインタビューで「天才をやめようと思ってます」と切り出し、「ぼくのりりっくのぼうよみというアーティストを葬ろうと思ってます」「音楽活動は来年の１月に終了しようかなと」と衝撃告白した。

　「僕は自由になりたいです。文学的だとか、天才だとか、哲学的な歌詞が素敵だとか言っていただいて。できあがった他の人たちの中にある偶像に自分が支配されてしまう。それにすごく耐えられない」と世間が抱く“ぼくりり”のイメージに違和感を持ち続けていたことを明かし、活動終了の理由を説明した。

　今年１２月に、最後となるオリジナルアルバムとベストアルバムを発売する。