コント日本一を決める「キングオブコント２０１８」の決勝が２２日、都内のＴＢＳで行われ、２４９０組から結成４年のお笑いトリオ・ハナコ（ワタナベエンターテインメント所属）が優勝した。

　ファイナリスト１０組によるファーストステージでは犬の本音をコミカルに演じ、３位で最終３組入り。２本目のネタでは高校生カップルの追いかけっこをドラマチックな構成でまとめ、大逆転した。

　築地でバイトをしながらネタ作りする秋山寛貴（２７）は「実感が沸かない。わけがわからない」とぼう然。お笑いの給料は平均１、２万円ほどといい、ＭＶＰ級の活躍だったボケの岡部大（２９）は「先月はゼロ円で給料明細がこなかった」と笑わせた。

　審査員のダウンタウン・松本人志（５５）は「４年目でこれだけのレベルはなかなかない」と絶賛。賞金１０００万円を手にし、審査員から“不要論”の出ていた菊田竜大（３１）は「三等分でお願いします」と真顔だった。