ももクロ 3年ぶり舞台で成長くっきり…けいこ2日目に台本を手放した
ももいろクローバーZが主演するミュージカル「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」(24日初日)の初日前会見が23日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われ、キャスト陣が参加した。2015年に上演された「幕が上がる」以来、3年ぶりの舞台となるももクロのメンバー4人は高校のダンス部員役で、全員が交通事故死して運命が変わっていく。物語には「行くぜっ!怪盗少女」など、ももクロの楽曲が織り込まれる。
百田夏菜子(24)は「ここ(会見)のステージに来るまでのエレベーターの中でも(本広克行監督から)ダメ出しを受けた。それくらいギリギリまで監督と詰めて、すてきな作品になるよう全力でやっている」と告白。「幕が上がる」でも演出を手がけた本広監督は、メンバーの成長ぶりを聞かれると「びっくりしたのは、けいこ2日目に台本を手放してたこと。前のときはだいぶ手放せないでいた。2日目で手放してて、あせりました」と称賛した。
さらに、本広監督は「歌がうまくなった」とほめたが、百田は「シルビア(グラブ)さんや妃海(風)さんの前でやめてください。シルビアさん助けてください」と恥ずかしがりながらSOS。シルビアは「素直に喜べばいい」と笑いながら助言した。
4人には「次に舞台に出るなら、どんな設定がいい」という質問が。百田は「海を渡る物語」と独特の発想。玉井詩織(23)は「殺陣(たて)をやりたい。舞台は殺陣のイメージがあって、かっこいいなと。『殺陣ガール』で」とプランを明かした。
高城れに(25)が「ラブストーリーをやってみたい」と最年長らしい?回答をすると、ほかのメンバーが「ふぅ~」と冷やかしを入れた。高城は「みんなでやってみたい。それぞれの物語があって。そういう系は挑戦したことがないんで、知らない世界を知ってみたい」とニヤリ。佐々木彩夏(22)は「家族の話をやりたい。誰かの妹役をやりたい。女優さんや俳優さんの」と思い描いた。
また、公演の挿入歌「天国のでたらめ」が、ももクロの10月度先行配信シングル(10月12日配信)となることが発表された。