さだまさし、平尾家相続争いに「名曲の末が…切ない」
歌手のさだまさしが25日、日本テレビ系「スッキリ」に出演し、昨年亡くなった作曲家の平尾昌晃さんの三男と妻が遺産についてそれぞれの言い分を繰り広げていることに、「音楽に関わる人間としては非常にコメントしにくい話」と表情を曇らせた。
番組では、平尾さんの60億円とも言われる遺産について、三男の勇気氏と平尾さんの妻がそれぞれの主張を繰り広げ、泥沼の様相を呈していることを特集。平尾さんの楽曲の印税などを遺族が相続する場合、JASRACに対して相続同意書を提出するが、平尾さんの妻は「単独用」を提出したことから、勇気氏は妻が印税などを独り占めしようとしたという主張を展開し、食い違いが表面化している。
この件についてコメントを求められたさだは、印税の相続について単独用と複数で分ける共同用があるということに「そう言う事があるのも知らなかった」と驚き、三男と妻の争いについては「音楽に関わる人間としては、非常にコメントしにくい話」と表情を曇らせた。
「話し合って、仲良くやってとしか言いようがない」と言うと平尾さんの遺作には数々の名曲があることから「名曲の末がこういう争いっていうのは、切ない」とコメントしていた。