3連覇カープ半端ないって!? 東で西で鯉党大騒ぎ!鏡割りも…応援歌大合唱
プロ野球・広島カープが26日、セ・リーグの優勝を決めた。広島市内では、繁華街にファンが繰り出し、大盛り上がりを見せた。鯉党による“万歳”の雄叫びは全国でも。都内の広島風お好み焼き屋や大阪の居酒屋でも赤ヘルファンが美酒に酔った。また芸能界からもセ界3連覇に祝福のメッセージが寄せられた。
東京・神田にある広島お好み焼き店「Big-Pig 神田カープ本店」では「祝!三連覇」のボードが置かれ、喜びを爆発させたファンは、店が配った“優勝号外”を手に、応援歌「それいけカープ」を大合唱。広島出身の元フジテレビの山中秀樹アナウンサー(59)も参加して、鏡割りが行われた。
王手がかかってから足踏みが続き、待ちに待った優勝。広島県出身の常連客・大神健二さん(47)は「優勝するのは大変なんだと実感した、この数日間でした」とじらされた分、歓喜倍増。カープは3連覇だが、店長の市川知治さんは今月就任したばかりで優勝。「東京のカープファンとこの時間をともにできてうれしいです」と声を弾ませていた。
大阪市の広島ファンが集う居酒屋「笑顔工房」も歓喜に沸いた。
広島が序盤から優勢を保ったこの日は、点差を付けるごとに店内のボルテージはグングン上昇。九回に入るとユニホームに身を包んだファンが総立ちとなった。
マジック1で足踏みしていただけに、リーグ制覇が決まった際には「よーし」「おー!」と大歓声が上がり、ハイタッチ、抱擁を交わすなど喜びに包まれた。同店オーナーの加賀谷浩子さん(53)も「やったなという感じで、うれしいです」と笑顔。「日本一を目指して、私たちも気を引き締めて応援したいと思います」とさらなる高みに目を向けた。
この日は、完勝とも言える試合運び。得点するたびに、応援歌を熱唱し、ファンからは「きょうは何回、歌うねん」といううれしい悲鳴も聞こえていた。優勝記念で閉店時間を遅らせることも決定。浪速のカープファンが深夜まで最高の一日を満喫した。