菊池桃子のストーカーに有罪 57歳男「申し訳ありませんでした」
女優の菊池桃子(50)につきまとったとしてストーカー規制法違反の罪に問われた無職飯塚博光被告(57)に、東京地裁は26日、懲役1年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。
細谷泰暢裁判官は判決理由で「被害者は恐怖で避難先から自宅に戻れなかった。処罰感情が厳しいのは当然だ」と述べた。一方で、飯塚被告が医療機関で治療を受ける手続きを進めていることなどから、猶予判決とした。
飯塚被告は判決言い渡し前の被告人質問で「(菊池さんに対する)思いが強かった。長い間ご迷惑を掛けて申し訳ありませんでした」と謝罪した。
判決によると、飯塚被告は6月19日と23日、警察から禁止命令が出ているのに菊池の自宅に押し掛け、インターホンを鳴らした。
菊池が警視庁に被害を申告し、同24日に逮捕され、7月13日に起訴された。4月にも、菊池に対するストーカー規制法違反の罪で東京簡裁から罰金の略式命令を受けている。