吉澤ひとみ被告保釈 「頑張れ~!」絶叫ファンの声響く…歩道橋にもやじ馬
6日に都内で酒気帯び運転をしてひき逃げし、2人に軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で逮捕、起訴されていた「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの吉澤ひとみ被告(33)が27日、保釈保証金300万円を納付し、勾留されていた警視庁原宿署から保釈された。
午後5時半ごろ、原宿署の職員通用口から姿を現すと、無数のカメラのフラッシュがたかれた。吉澤被告の頬はげっそりとこけ、ワイシャツ風のシンプルな白いシャツからは痩せた体のラインが浮き出ていた。
逮捕当日の6日、警視庁中野署から移送された際は、すっぴんだったが、この日は、ファンデーションと眉毛を描き、薄い色のリップを塗っただけのすっぴんに近いメークだった。左手薬指に結婚指輪はなかった。
報道陣に向かって歩き、7秒ほど頭を下げた。「申し訳ありませんでした」などと謝罪の言葉を口にした。目にはうっすら涙が浮かんでいた。その後、吉澤被告は用意された黒いバンに乗り込み、同署を後にした。
原宿署の前にはテレビ、新聞などのマスコミに交じり、ファンややじ馬も殺到。吉澤被告が姿を見せると、ファンらしき30代女性の「頑張れ~!頑張れ~!頑張れ~!」と絶叫する声が響いた。
原宿署前の明治通り沿いの歩道橋にもやじ馬が集まり、釈放の瞬間をスマホ片手に撮影する光景がみられた。