勝間和代氏、LGBT割合は「佐藤、田中、鈴木、高橋を合わせたより多い」
経済評論家の勝間和代氏が28日、NHK「あさイチ」に生出演。5月に同性との交際を公表したが、その事を聞かれると目に涙を浮かべながら、LGBTの人の割合を分かりやすい例えで表し、「多くの人と同等の権利が欲しいといっているだけ」と訴えた。
番組では勝間氏をゲストに迎え、さまざなま調理器具を使った時短料理などを披露。勝間流の日常を公開した。
その中で、今年5月に同性パートナーの存在をオープンにしたことについても触れた。公表した時は周囲の反応や仕事を失うのではという恐怖もあったというが、「打ち明けてみたら対面で話する方は皆おめでとうだった」と述懐。ただ匿名の掲示板では未だに「八割ぐらいが、気持ち悪いとか、何やってるのとか、お子さんどうするのとかまだまだ書かれている」といい、「こういう話をするとまだ涙が出る」と緊張のあまり、涙ぐむシーンもあった。
勝間氏はLGBTの割合は「5%ぐらい」とも説明。博多大吉が「5%って少なく見えるけど、20人に1人ってことでしょ?」と言うと、勝間氏は「クラスに2人程度。あとは佐藤さん、田中さん、鈴木さん、高橋さんを合わせたよりも多い感じ」と日本に多い名字を上げ「今までこの4つの名字の人と会ったことが無い人はいないはずなんですよ。でもLGBTにあったことが無い人がいる。それは(LGBTの人が)言ってないから。左利きの人数よりやや少ないぐらいです」とも語った。
勝間氏は「多い権利を欲しいと言ってる訳ではなく、同等の権利が欲しいといっているのに、それなのに差別されてしまう」と改めて同等の権利を訴えていた。