曙 一時心機能停止、記憶障害…生命の危機から懸命のリハビリ
プロレスラーの曙太郎(49)が28日、TBS系で放送された「今夜解禁!ザ・因縁」に出演。昨年4月に急性心不全で入院し、都内の病院で懸命なリハビリを続けている姿が公開された。入院時には、37分間心機能が停止し、生命の危機もあったことや、現在、記憶障害の後遺症があることも明かされた。
曙は福岡でプロレスの試合に出場した翌日の昨年4月12日、体調不良で病院に行き、急性心不全と診断された。実はその1週間前から不整脈が続いており、体調は万全ではなかったという。クリスティーン麗子夫人らを含めた密着映像では、一時心機能が停止し、37分間にも及んでいたことが明かされた。
番組では今年6月8日から取材を開始したが、毎晩眠るまで曙の世話をする妻に対し「なんで夜来るの?」と聞くなど、毎晩一緒にいることも覚えておらず、長男、次男のことを自分の弟だと勘違いしていることなど、記憶障害であることも明かされた。
さらに、体を動かすことを脳が覚えておらず、歩くこともできないため、特別な歩行器を使って、歩くリハビリを行っていることも映像で公開された。
番組を通じて、大相撲時代のライバル、元横綱若乃花の花田虎上(タレント)が病室を訪問。曙も「分かるよ」と花田を認識し、横綱時代の取り組みの映像を見て、笑顔がはじけた。花田が「一緒に土俵上がりましょうよ、両国で」と手を握り語りかけると、曙は「その前に飲みに行こう」と笑顔で元気に語った。