リリー・フランキー、希林さんへの思い語る「ひょうひょうとしていた方」
15日に75歳で亡くなった女優・樹木希林さん(本名内田啓子)の葬儀が30日、東京・港区の光林寺でしめやかに営まれ、映画「万引き家族」で共演したリリー・フランキーが希林さんへの思いを語った。
以下は一問一答。
-一番思い出されるのは何ですか。
「このお寺に樹木さんと来て以来でしたので、お話したことを思い出しました。僕が書いた映画の原作の話を、お寺とか車の中で話をしたなと」
-最後に会ったのは。
「今年のカンヌ。一緒の飛行機で帰ってきましたので」
-どんな言葉を思い出しますか。
「樹木さんに言っていただいたすごく良いことを言うと、“あんた、そういうこというのは無粋よ”って言われそうなので」
-樹木さんは余命をご存じだったみたいですが、何か別れの言葉はあったのか。
「ひょうひょうとしていた方なので、常に言っているような言っていないような。樹木さんがいらっしゃったときといなくなったのでは、自分がいる場所がつまらなくなったなと」
-樹木さんがいなくなった実感は。
「実感を感じなくて、さようならもお疲れ様っていう感じじゃない。何なんでしょうかね…」
-裕也さんへの愛はどのように感じた。
「僕にとって理想のご家庭と思います」