歌手・渚ようこさん、心不全で急逝 24日にCKBのライブに出演したばかり
歌手の渚ようこさんが28日午前10時40分、心不全のため都内の病院で亡くなった。30日、公式サイトで発表され、報道各社にもFAXが送られた。葬儀は、遺族の意向により家族葬で執り行うといい、後日お別れ会を開く予定。
今月24日に横浜アリーナで開催された「クレイジーケンバンドデビュー20周年アニバーサリーライブ」にゲスト出演したのが最後の姿となった。
11月30日には四谷区民ホールで開催する毎年恒例の「渚ようこリサイタル・2018ようこズンドコ歌謡流れ旅」を控えていた。同リサイタルは中止となる。
渚さんは山形県白鷹町出身。上京後、94年にライブイベントで歌い始め、96年にレコードデビュー。2002年、クレイジーケンバンド(CKB)の横山剣がプロデュースしたミニアルバムで注目され、04年と06年には作詞家の故・阿久悠さんの作品を集めたアルバムを2枚発表。07年に死去した阿久さんから新曲として「ふるえて眠る子守唄」を提供された。08年には閉館前の新宿コマ劇場でのリサイタルを自主興行した。
10月24日にはCKBの横山が作詞したアナログ7インチ「渚のズンドコ節」が発売予定。