米倉涼子 X超えにVサイン ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」
女優の米倉涼子(43)が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(11日スタート、木曜、後9・00)の制作発表会見が2日、都内の同局で行われた。大ヒットドラマ「ドクターX」の大門未知子の殻を破り、新たなドラマに挑戦する事に緊張気味の米倉だが、応援に駆けつけた女子レスリングの吉田沙保里選手(35)に“お姫様だっこ”をされると笑顔。Vサインで新たなスタートを切った。
身長168センチの米倉が、吉田選手にヒョイっと“お姫様抱っこ”された。ドラマ界最強の視聴率女王と、霊長類最強といわれるアマレス女王の夢コラボが実現した。
12年から10月期木曜21時枠を盛り上げてきた「ドクターX~外科医・大門未知子~」と同枠で始まる新ドラマは、米倉演じる元弁護士が弱小弁護士集団をこき使いながら不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするために突き進む物語だ。
白衣からブラックドレスに着替え、大門未知子から小鳥遊(たかなし)翔子に“生まれ変わった”米倉は会見に登場すると、「久しぶりに違う役の名前を言うので、違和感がありますね」と硬い表情で苦笑いした。
緊張気味の米倉を激励に訪れたのが、五輪で3個の金メダルを取り、個人戦206連勝の記録を持つ“Vの生ける伝説”だった。吉田から、言葉ではなく抱っこでエールを送られると「女性に抱っこされるとは思っていなかった。光栄です!」と感激した様子の米倉は思わず“Vサイン”。吉田は「おきれいな方ですね。思ったより軽くてビックリ」と目を丸くした。
ドクターXは、先月30日放送の同局の特番「~復刻版~」も平均視聴率16.7%をたたき出しただけに、新ドラマへも期待がかかる。タイトルにちなみ最近勝ったエピソードを問われた米倉は、「まだ勝ってない」と話しつつ「来週あたりに勝とうかな!」と笑み。金メダリストの応援に、ドクターX超えの“V”をつかむことに自信をのぞかせた。