瀬戸内７県を拠点とするアイドルグループ・ＳＴＵ４８が３日、都内で、西日本豪雨災害支援活動としてのチャリティーコンサートツアー千秋楽公演を行った。

　ＳＴＵは７月から「がんばろう！瀬戸内」と銘打ち、募金活動など災害復興支援を展開している。チャリティーコンサートは東京、大阪、福岡の３都市７公演が行われ、この日の最終公演にはＡＫＢ４８と兼任のキャプテン・岡田奈々（２０）も初参加。初めて全メンバー３３人でのコンサートとなった。

　ステージでは、冒頭で土路生優里（１９）が「西日本豪雨災害によって被害に遭われた方々、そして日本各地を襲っている自然災害によって被害に遭われた方々に、メンバー一同謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます」とあいさつした。

　また、８月２９日に発売が予定されていたが、西日本豪雨災害の影響で延期されていた２ｎｄシングル（タイトル未定）が、来年２月１３日に発売されることも決定。キャプテンの岡田奈々（２０）から発表されると、メンバーは飛び跳ねて大喜びした。

　ＳＴＵは当初、１７年夏に船上劇場で公演デビューする予定だったが、完成が遅れて延期に。これに伴い、同年１１月１日に発売予定だったデビュー曲「暗闇」は、今年１月３１日発売に延期となった。船上劇場はいまだ完成していないだけに、デビュー曲に続いてセンターが決定している瀧野由美子（２１）は「セカンドシングル延期になったし、船も延期になたし…。船に関しては１年以上、私は待ってるんですよ。セカンドシングルが怖くて、発売せずに卒業しちゃうんじゃないかと思ってたぐらいなんで、良かったです」と安どの笑みを浮かべていた。