日本初ムーミンパーク完成 埼玉・飯能市で竣工式 北欧のライフスタイル体験
北欧童話「ムーミン」を題材にした日本初のテーマパーク「メッツァ」が埼玉県飯能市に完成し、3日、作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドのペッカ・オルパナ駐日大使ら関係者が出席して竣工(しゅんこう)式が開かれた。
施設は、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(開業予定日・11月9日)と、ムーミンの世界観が楽しめる「ムーミンバレーパーク」(同・来年3月16日)の二つのゾーンで構成されている。メッツァはフィンランド語で森を表す。昨年7月に着工し、人造湖周辺の約23・6ヘクタールを開発した。
竣工式後、事業主体の投資会社「フィンテックグローバル」の玉井信光社長は「心豊かな時間と出合う場にし、飯能市など近隣自治体の地方創生にもつなげたい」と話した。