タモリ うきは市「ふるさと大使」に就任 妻の縁で快諾 任期は20年6月まで
タレントのタモリ(73)が福岡県うきは市の「ふるさと大使」に就任し、初仕事として10月1日号の市広報誌の表紙に登場した。
タモリの妻が同市吉井町出身で、小学校の同窓会が妻を通じて依頼した。同窓会事務局長の竹下勲さん(76)は「ダメ元だったが、『いいとも』という感じで快諾してもらった」と喜んでいる。
うきは市は人口約2万9800人で、約50種類のブドウが栽培されるなど「フルーツの里」として知られているが、住民からは「県外での知名度はいまひとつ」との声も上がっていた。
竹下さんらは今春の同窓会で「タモリさんにふるさと大使になってもらえないだろうか」と話し合い、タモリの妻に打診。その後連絡があり、タモリさん本人から「(うきは市は)若い頃からよく知っているから大丈夫ですよ」と伝えられたという。
任期は2020年6月まで。市の担当者は今後の具体的な活動は決まっていないとしつつ「タモリさんの知名度で広く市をPRできたら」と話している。