スマイリーキクチ、世田谷区職員へのネット一部暴走に「どうか冷静な対応を」
タレントのスマイリーキクチが4日、ツイッターを更新し、漫画家の山本さほ氏に対し、ダブルブッキング費用をギャラから差し引こうとするなど、失礼な態度をとったとされる世田谷区職員へ、行きすぎともいえる批判が起こっていることに「度を超せば業務妨害罪にもなる」と冷静な対応を呼び掛けた。
事の発端は山本氏が投稿したツイッター。世田谷区のワークショップに講師として招かれたが、対応した区職員が自らのミスで会場をダブルブッキングしたにも係わらず、山本氏のギャラからキャンセル費を差し引こうとしたことなどに「フリーランスの仕事をなんだと思ってるのでしょうか」と怒りをにじませていた。
これに世田谷区長がツイッターで謝罪するなど、騒動が広がっていたが、あまりにも酷い区職員の態度にネットでも怒りの投稿が相次いだ。この流れに待ったをかけたのがスマイリーキクチ。
「漫画家の山本さほさんに対する世田谷区役所の職員の対応に憤りを感じる人がいます。僕も同じです」とスマイリー自身も職員の対応には怒りを感じているようだが、この区職員対応に一部ネットが暴走気味であることを心配。「一部の過激化した人が職員の個人情報をネットに晒したり、役所に電凸しようとけしかけたりしています」とその動きをけん制。「正義と暴力は紙一重です。度を超せば業務妨害罪にもなります。どうか冷静な対応を。お願いします」と呼び掛けた。
スマイリー自身もネットのデマが原因で殺人事件の関係者との中傷を10年間受け続けただけに、人ごとではないようだ。