女優の宮沢りえ（４５）が４日、都内で行われた映画「ルイスと不思議の時計」（１２日公開）の特別試写会に佐藤二朗（４９）とともに出席。幼いころから芸能活動をしており、自身は中卒だが、過去に戻れるとしたら、「高校、大学」に行きたかったことを明かした。

　主人公・ルイスが住む屋敷の隣人で魔女のツィマーマンの日本語吹き替えを演じた宮沢は、「魔法で行けるなら未来？過去？」という質問に「過去」と返答。「未来が分かるとつまらない。戻りたい過去もあまりないけど、仕事を始めたのが中学生で、学校と両立した。私は中卒だけど、高校、大学とキャンパスライフを楽しみたかったのはある。そこをやり直したい」と希望を明かした。０９年５月に女の子を出産。「娘の学校に行ったりすると、学校ってステキだなと思う」と娘の影響であることも打ち明けた。

　宮沢は今年３月にＶ６の森田剛（３９）と再婚している。

　また、「今は時効だけど、秘密にしていたこと」を聞かれると、「昔、ユリ・ゲラー（の超能力）がはやった。一世を風靡していたころ、親せきで集まったとき、フォークを持って（曲げるのを）やろうと。私はテーブルの角で曲げて『できた！』って言って。冗談にしようと思ったら、みんなから『すげえ！』って言われて。引けなくなって『念力でやった』ってウソをついた」と告白。「それから、そういう（超能）力があると思われて…。子供のころに言えなかったのを思い出した」と謝っていた。