タレント・間寛平（６９）と関西ジャニーズＪｒ．の西畑大吾（２１）が８日、大阪市内で行われたカンテレのドラマ「大阪環状線　Ｐａｒｔ４　ひと駅ごとのスマイル」（関西ローカル、１３日スタート、土曜、前１０・２５）の完成披露試写会で舞台挨拶を行った。

　１話完結シリーズの第８話に、自身のギャグキャラ「引きずり女」役で登場している寛平は、舞台挨拶に引きずり女に扮して登場。西畑ファンの若い女性が多く集まった会場に「引きずり女は、客が引く～」と歌いながら怪キャラ衣装で現れ、爆笑を起こした。

　寛平は、約３０年前にフジテレビ「笑っていいとも！」に引きずり女で出演した際は、「生放送で２００人くらいの客がシーン！どんだけ客が引いたか」と苦笑した。

　寛平は、長い髪を引きずり、髪にヤカンや電話など日用品をくくりつけて歩くキャラについて、かつて大阪・ミナミに夜になると現れていた、手に物を持つことを面倒くさがり、髪に鍋やヤカンをくくりつけていた男性がおり、この人物をヒントにしたと明かした。

　撮影では高速で不気味に揺れずに歩くキャラを演出するために、セグウェイが使用されたそうだが「すごいやろ？めちゃめちゃ練習したわ。僕と違う人が」と、引きずり女の“スタントマン”がいたことも告白した。

　ドラマについて「ご覧になった方が、どう感じるかです」と真面目に答えると、会場にクスクス笑いが漏れた。写真撮影の際には、報道陣に「笑いながら写真撮るな」と抗議していた。