日刊スポーツ社員、大麻密輸疑いで告発 すでに逮捕、起訴「自分で使うため」
大麻が入ったチョコレート菓子などを輸入しようとしたとして、神戸税関は10日、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで、日刊スポーツ新聞西日本社員辻本崇之被告(46)を神戸地検に告発したと発表した。既に大麻取締法違反容疑で逮捕、起訴されている。
告発容疑は8月上旬、大麻入りのチョコレート菓子(72グラム)とスナック菓子(33グラム)を米国から密輸しようとした疑い。東京税関職員が羽田空港で荷物を不審に思って検査した。
神戸税関などによると、荷物は神戸市の辻本被告の自宅宛て。「自分で使うためだった」と容疑を認めている。9月、近畿厚生局麻薬取締部神戸分室が家宅捜索した際に大麻草を所持していたとして大麻取締法違反容疑で逮捕していた。
日刊スポーツ新聞西日本によると、辻本被告は整理部で紙面のレイアウトなどを担当。同社は「大変申し訳なく思っている。事実関係を調査し、厳しく処分する」とのコメントを出した。