自殺アイドルの遺族 所属会社提訴へ「何がここまで追い込んだのか」

 愛媛県の地方アイドル「愛の葉Girls」メンバーで、3月に自殺した大本萌景さん=当時(16)=の遺族は11日、東京都内で記者会見し、所属会社側に損害賠償を求める訴訟を起こすと正式に表明した。裁判ではパワハラや過重労働を訴える方針で「何がここまで追い込んだのか。真実を知りたい」と話した。12日に松山地裁に提訴する。

 会見したのは母の幸栄さん(42)と姉の可穂さん(19)。

 幸栄さんによると、萌景さんはグループのリーダーになった今年1月以降、所属会社の代表取締役への不満を口にするようになった。自殺の当日には代表取締役のことを「怖い」と話していたという。幸栄さんは「最愛の娘を失った。『怖い』の意味を教えてほしい」と涙を拭った。

 所属会社の代表取締役は11日、取材に「追い詰めていたとは感じていない。これまでもあったことを伝えてきたし、これからもそうするつもりだ」と話した。

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