宝塚星組・紅ゆずる 台湾公演でも大阪弁宣言「紅子は屈しない!」
宝塚歌劇団台湾公演「Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀/Killer Rouge 星秀・煌紅」に主演する星組トップスター紅(くれない)ゆずるが12日、兵庫・宝塚歌劇団で会見した。
「Thunderbolt-」は現地で大人気のテレビ人形劇をミュージカル化したもの。「人形劇を3次元化したものを、また人形劇に立ち戻る作業をした」と紅。衣装も重く「ずっと((スターがパレードで使用する)二番手羽根を背負っている感じ。大阪で上演したときは手がつったほど」と苦笑い。それでも人形に近づけるべく「いつもとは違うつけまつげを切って貼って(笑)。赤のカラーコンタクトの色にもこだわりました」と完璧なビジュアルとなった。
ショーでは紅が紅子(べにこ)という大阪弁の女性キャラクターに扮する人気コーナーがあるが「台湾でも大阪弁。紅子は屈しない」と字幕で対応することを明かした。その一方で、現地の言葉を必死に練習。スタッフからも太鼓判をもらうほど上達。「今回は開幕のアナウンスも現地の言葉ですし、台湾の方はもちろん、日本からのお客様にもぜひ聞いて欲しい!」とアピールした。
台湾公演は國家兩廳院・國家戯劇院で10月20~28日、高雄市文化中心・至徳堂で11月2~5日に行われる。