草なぎ剛 口は災いの元 …桜庭のスリーパーで声出ないほど悶絶
元SMAPの草なぎ剛(44)が12日、日本語吹き替え版の声優を務めたアニメ映画「ムタフカズ」の都内で行われた初日舞台あいさつに登壇した。見た目はキュートなキャラクターたちが死にもの狂いのサバイバル劇を展開し、友情も描かれる作品。主人公アンジェリーノを演じた草なぎは「きょうはツヨジェリーノです」と冒頭からハイテンションで、「声からエネルギーがあふれていて、必ず伝わるものがある」と自信作をPRした。
アフレコについて、草なぎは「1人でとって、後で(西見祥示郎)監督が編集したら、こんなにも息が吹き込まれたものになるのかと驚いた」と単独での収録だったと回想。ところが、プロレスラーを演じた桜庭和志(49)、所英男(41)、中村大介(38)の格闘家軍団は3人一緒に収録し、チョップの音などは実際に相手に仕掛けたものと明かした。
草なぎが「殴る音って、後で作るものじゃないの?」と驚くと、満島真之介(29)が、草なぎに「(技を)やってもらえば」と無茶ぶり。草なぎは近づく桜庭に対し、「桜庭さん、YouTube見てますよ」と穏便な対応を迫ったが、チョークスリーパーのえじきに。声にならない悲鳴を上げていた。
この日は今作が日米英で同時公開されることも発表。主要12都市で公開される米国では、日本語吹き替え版に英語の字幕がつけられるといい、草なぎはDA PUMPのヒット曲「U.S.A.」の振り付けをまねて喜びを表した。